鞍傷、その後

乗馬を楽しむためには

こんにちは(^^)

 

写真は7月17日のものです。先日の写真から2週間ですね。

 

掲載後とても多くの方にご心配いただきました。ありがとうございました。

「どうなりましたか?」

「私も鞍傷の馬に乗ってしまったことがあります・・。」

そんなお手紙もいただきました。

ご安心いただくために、経過報告です。

 

彼の傷は順調に回復しました。治って本当に良かったです。

当たり前のことを当たり前にしただけですが。

現在は騎乗調教を進めています。

 

傷は治っても、彼のトラウマは薄れることはあっても消えることはありません。

治療中だんだん元気になってきて、後半はだいぶ嫌がるようになりました。

治療し始めのころは、きっと文句を言う気力も体力もなかったのでしょう。

 

白い毛が生えているところは以前鞍傷をしたところです。(怪我をすると傷は治っても白い毛しか生えてこないことがよくあります)

こんなにあちこちあるということは、それだけ痛めつけられてきた証。胸が痛いです。

 

自分が病気になりしかも休みをもらえなくて、やっと鞍傷や拍車傷のある馬の痛みがわかる。

激しい腹痛で、疝痛の馬の気持ちを思う。

のど元過ぎれば熱さ忘れるではなく、覚えていてあげてください。

 

馬場に行くのを嫌がる馬を無理やりつれていく、生傷のある馬に乗る、それがあなたのしたかったことですか?「馬が好き」って胸を張って言えますか?

そういう馬に「大丈夫ですから」と言ってあなたを乗せようとする人を、「馬を愛してる人だなぁ、私にぴったりのクラブだなぁ」と思えますか?

あなたは信頼できない人に喜んで従える?自分を傷つけ強制する人を好きになれる?

 

鞍傷や拍車傷のある馬、背骨が見えているような痩せている馬に乗せられている人もかわいそうな人なのかもしれませんね。でも馬はもっと可哀想です、選択権拒否権はないんですから。

私だって馬が非社会的なことをしたらビシッと叱ることもあります。でもそれは心身が健康であってこそ。

そして馬には人を好きになってほしいです。

どうすれば馬に好かれ愛し愛されるのか、みなさん馬目線で考えてみてくださいね(^^)

 

 

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