・ウィッシュでの調教とは、馬に理解してもらい、覚えてもらうことです。
教育と考えてもらうといいかと思います。
・馬が容易に理解できるような環境を整えます。
・馬が自信をもって新しいことを理解できるように考えます。
・できるだけ力を使わないようにします。脅し、脅迫、痛み、苦痛などを使わないようにします。そのような方法は馬を悪くします。
・馴致と馴化の違いについて。
馴致と馴化には以下のような意味と使い方の違いがあります。
・馴致とは動物や人を特定の行動へ訓練・調教する能動的な行為(慣れさせる)に使われます。
・馴化とは心理学や生物学で、繰り返しにより刺激への反応が薄れる受動的な現象(慣れる)に使われます。
「動物を馴致する(訓練する)」
「動物が環境に馴化する(慣れる)」
まとめると以下のようになります
人間が馬におこなう場合は「馴致する」で良いわけですね(^^)
馬の再調教について。
馬を調教するとき、再調教するときよく考えるのはこれです。
家庭から生活排水を流したら魚が住めるくらいの水に戻すのにどれくらいの水量が必要か。
馬も同じで、たった一度の軽率な扱いで恐怖や怒りやトラウマを覚えてしまった場合、それを薄めて消していくのにどれだけの時間と思いやりが必要なことか。
沢山の経験からやれば変わっていくのは知ってますが、根気と粘り強さをもってしても本当に果てしないなぁと感じます。
一回馬を悪くしてしまうと、元に近い状態に戻すのに、一杯300Lの浴槽が330杯、およそ9万9千リットルもの水で薄める必要があるということです。
これはつまり一度馬に嫌な思いをさせると、毎日お風呂の浴槽にお湯を貯めて捨ててを毎日繰り返し、11か月≒ほぼ一年、季節が一巡するくらいの時間と労力がかかるということです。
しかもスタートライン近くに戻るだけで、馬の記憶は不可逆なので決して元に戻ることはありません。
とにかく感情に流されたり無知や強制でやらかさないように、馬に与える影響をよく考えて気をつけたいですね。
それくらい馬は頭が良いし、記憶力もいいのです。
根気のいる調教や再調教は大変だけど、やらなきゃ良くならないしやれば良くなる可能性があるんだからやるしかないですね(^^)