馬が幸せな状態とは

馬の幸せ

馬が幸せとは具体的にどんな状態でしょうか。

ウィッシュでは馬が幸せとはこういう状態だと考えており、在厩馬がみんなこうなるように毎日管理しています。

 

~馬が幸せな状態とは~

 

馬がリラックスしておとなしい。

馬房で無口をつけてもらいたがる。

引っ張らなくてもどこへでもついてきてくれる。

馬装のとき静かにしている。

乗るときじっとしている。

軽い脚の圧迫だけで動いてくれる。

一歩ごとに脚を使わなくても動き続けてくれる。

行きたい方向へ簡単に行ける。

すぐに停まれる。

駈歩がすぐ出る。

物見をしない。

急に走り出したり跳ねたりしない。

障害を避けたり止まったりしない。

手入れのときどこを触ってもおとなしい。

手入れのとき噛んだり蹴ったりしない。

鞍傷も拍車傷もまったく無い。

蹄は形よく、蹄叉腐乱等は無い。

身体つきは丸くて痩せておらず十分な筋肉がついている。

毛並みがきれいで皮膚も清潔でつるつるしている。

たてがみはきれいに整えられている。

前髪や顔や肢はきちんとトリミングされてすっきりしている。

蹄の手入れのときはすぐに肢を上げてくれておとなしい。

ブラシかけや顔拭きが好き。

気持ちいいところをブラシかけされるとうっとりして押し付けてくる。

 

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いかがでしょうか。

自分の愛馬がこうなったら嬉しいと思いませんか?

 

ウィッシュでは「馬の幸せ」と「より良い乗馬」を両立しています。

より良い乗馬には馬の幸せが必要不可欠です。

馬を幸せにしたうえで、乗馬の楽しさやレベルアップを目指しています。

 

乗馬が馬の我慢や諦めの上に成り立つなら、乗馬なんかやりたくない。

馬が幸せになって喜んでくれるような、馬に愛情をかける乗馬がしたいと思います。

     

馬の幸せについての考え方

・錯癖はその馬が適切な飼料を与えられず閉じ込められていたという証拠であり、残念なことに他の馬が真似をしてうつしてしまうことがあります。治る可能性のある方法はありますがとてもかわいそうですよね。

・馬を短期間だけ他へ預託することはあまりおすすめできません。その場しのぎはかえって悪い結果となることが多いです。短期預託先で身体を健康にしてもらい精神的にもトラウマからやっと回復してきたところで、もとの場所に戻してまた地獄に突き落とすような真似は馬を非常につらい目にあわせるだけです。つかの間の幸せを見せてそれを取り上げるようなことはするべきではないと考えています。どうか長期的な安定と穏やかな幸せを与えてあげてください。

・馬は身体的にも精神的にもウェルフェアを尊重されていることが大切です。それを達成できるのはオーナーただ一人です。馬を守るためにあらゆる方法をとりましょう。

・自分の馬が調教と称して鞭で叩かれているのを見て、おかしいなとか嫌だなと感じるのは正常です。自分の子供が理不尽な目にあっているときに、仕方ないとか我慢しろとかは異常だと思います。

・動かなかったら鞭、障害止まったら鞭、それが乗馬の普通じゃないの?と思うようでしたら洗脳されている可能性が高いです。もっと他に方法はないのかともやもやしているならその気持ちは正解です。

・馬が噛んだり蹴ったり暴れたり動かなかったりするのは癖ではありません。そういう馬だからということでもありません。「嫌がっている」という事実です。

・馬が嫌がっているときはそれをやめるという判断が必要です。嫌がらないようにやるという問題ではありません。そうやってほとんどの人が取り返しがつかないほど嫌われ続けるか、大怪我や大事故を起こします。そういう状態で乗馬を続けるべきではありませんよ。

・自分が困ることも悩むことも、すべて馬への愛情の有無や正誤で説明できます。自分の馬が噛んだり蹴ったり跳ねたり逃げたりしているなら、それは馬が好きかもしれませんが馬に愛情があるのではないかもしれません。

・DVをするやつは「これはお前のためだ」とか「しつけだ」とか「愛しているから」と言いながら相手を殴ります。愛馬が同じことされたらどう思いますか?

・残念ながら預託先に不満があっても、そのクラブを選んで預けているのは自分自身で自分の責任です。馬だけが被害者です。

・多くの場合各クラブにはそれぞれの方針があります。馬の扱い方や調教にもその人の常識があります。変えることは出来ません。相手を変えるのではなく自分の居場所を変える方が得策です。

・もし現在まわりに噛んだり蹴ったり暴れたり動かない馬がいたら、遅かれ早かれあなたの愛馬もそうなる可能性があります。なぜならそういう環境だからそういう結果になるという目に見えない理由があるからです。

・馬が幸せでなければ人間を好きにはならず、信頼関係は構築できません。身体も心も辛い状態では誰も信じられなくて当たり前です。馬が幸せであれば信頼関係を構築するのは容易なので、馬が満ち足りていて幸せかどうかが乗馬においての非常に重要なファクターになります。

・人間不信の馬とは何をやっても上手くいきません。馬が協力したくなるようにまず安心と健康を提供することから始めることが必要です。

・強制をするとまず抵抗が来るのは当たり前です。強制ではなく馬に理解を求めるようにしています。

・人間が「上手くいかないなー」と楽しく悩んでいるとき、馬はずっと辛い気持ちでいます。まず考えるべきは馬の気持ちです。常に馬の気持ちを考えるようにしています。

・しょっちゅうケンカしているパートナーと、愛し合っているパートナー、どっちがいいでしょうか。パートナーが嫌な思いをしているのにそのままでいいのでしょうか。まずは馬の気持ちや意見を聞き、馬との協力関係や調和を大切にすることが大事だと思います。

・その馬を守れるのはオーナーしかいません。オーナーはすべてのことからその馬を守る責任があります。わからないことがあったら馬に聞きましょう。馬の様子をよく見て判断しましょう。できないと決めつけたり理由をつけるのは簡単です。愛馬のためならちょっと大変になっても自分を譲歩したり、想像以上のことをやれる力が出せるはずです。

・馬の行動には馬の気持ちが出ています。馬の行動という事実を受け入れてあげてください。馬が嫌がっていたり困っているときに助けることができてこそオーナーです。信頼できるプロを見つけて任せてください。それこそがオーナーにしかできないことです。そこから馬を幸せにしていくのはプロの仕事です。

 

ウィッシュでは馬の気持ちを考えて、馬が理解できるやり方や納得できるやり方をしています。

乗馬は馬とコミュニケーションして安心を与えて信頼を得ることが最も大切ではないでしょうか。 

馬が幸せになって自分を信頼してくれたら、それがなにより幸せだとは思いませんか?

私達がしているのは馬がなついてくれて喜んでくれる愛情のある乗馬です。

 

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