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今日はみんなで私が指導を受けている時のビデオを見ました。懐かしい~。
私は指導を受けているとき、その人の乗り方を知りたい吸収したいと強く思っています。だから自分のことは完全に消して言われた通りのことだけをします。
拳を下げてと言われたら「こうすか~」と言って拳を下げます。その結果どうなるとかは考えません。それで馬が速くなったり止まったりしてもそれは言った人の責任。手綱を引っ張らないと言われたら「こうすか~」と手綱をうんと緩めて乗ります。馬がどこへ行ってしまっても気にしません。その人が言ったことを忠実に実現します。それが求められていることなので。膝でしがみつくなと言われたら「こうすか~」と膝をカパカパさせて乗ります。そんな乗り方は間違っているのは知ってますがその場はやって見せます。とりあえず言われた通りにしたら上手く乗れるかもしれないし自分が持っていないものを吸収できるかもしれない。でもそれでうまく乗れなかったら単純にその人のせい。とりあえず今求められていることを言われた通りにやる。言われた通りにやったことの結果についてはその人が考えること。同じことを何回も言わせない。やって黙らせて次のことを言わせる、っていうのに注力しますね。基本、その人がこう乗れば上手く乗れると思っていることを言ってるはずだからその通りにするだけでいいし、上手くいかなかったら乗り替わってその人の乗り方を真似すればいい。
それで乗り替わってその人が拳を上げて手綱を引っ張って膝を締めて乗っていたら「あ(言ってることとやってることが違うのね…)」とか「あ~(日本語大丈夫?)」って思うだけ。こういうことは現実によくありますよね。ありきたりでほんとすみません(^^;
だからこそ、自分がこうなりたいこういう乗り方をしたいという指導者の教えを受けるべきだよね!っていうわりと重要なお話でした。
乗馬の練習でも、馬との会話でも、いつも通りでいいんじゃないですか?相手の話をよく聞く、相手の言葉を尊重する、求められることに全力で応える。いつも通りでね(^^)