馬を洗い場につなぐとき、ロープのナスカンは上からつけます。これは安全のためとその方が掴んだ時に親指が下にきて自然なためです。
無口の下のリングには向こう側から手前に向かってつけます。これも安全のためとナスカンを掴んだ時に親指が左にきて自然なためです。
無口のフックやナスカンは必ず馬体向きに付けます。これも安全のためで外向きだとフックやナスカンの中にチェーンやロープが引っ掛かってしまい馬が怪我をする危険性があるためです。馬着の胸前のナスカン等も同じように絶対に馬体向きに装着します。
引き手(ロープ)を結んだとき、ループは余りの半分~3分の2くらいになるようにします。
こうしておけば一瞬で安全にほどくことができます。
ループと余りが同じくらいの長さや、ループよりも余りが短いのは危険です。
馬が動いているうちにループの中に余りが入ってしまうことがあります。
こうなると、急いで解かなければならないときに余りを引いても解くことができません。
余りを編み込みのようにするやり方もありますが、これは必要ありません。
・作るのに時間がかかる。
・馬が暴れているときなど解きたいときに端を掴むことが難しい。
・手の移動距離が長くなり、一瞬で解くことができない。
などデメリットが多いからです。
ただし編み込みをして端を解けないようにしておくことはあります。
これはおもに馬運車内で使います。
・確実に解けないようにしたい。
・余りが床につかないようにしたい。
・狭い馬運車内で馬が前がきをしたとき肢がループに入らないようにしたい。
という理由が馬運車内にはあるからです。